COLUMN

~SHOP OPENに向けて③~

2022/02/18

さて、以前より少しづつお伝えさせていただいております御影のNew SHOP、その名も

「KOBE RUBBER PLAYS.」。

今回はその御影という町について少しご紹介していきたいと思います。

「御影」というこの町の名の起源は1800年前に遡り、神功皇后が海外遠征からのお帰りの際にこの地に湧く泉の水をお化粧にお召しになられた時、そのお姿を鮮やかに映し出されたことが「御影」の名の起源とされています。

この泉は令和の今も「KOBE RUBBER PLAYS.」の隣に清らかな水をたたえています。

←高架下に突然清涼な空間が現れ。      亀さんも一服中です。→

その後いつからかこの泉は「沢の井」と呼ばれて地元の人たちに愛されつづけてきました。後醍醐天皇の時代にはこの泉の水で作ったお酒を献上したところ、「たいそう嘉(よろこ)びその酒を納めた」との言い伝えもあります。

「宮水」と呼ばれる六甲山を源流とするミネラル豊富な水のおかげで、御影郷は酒造りで有名な灘五郷に数えられるほどの名酒の産地として栄えてきました。現在も白鶴、菊正宗、剣菱など数多くの酒造メーカーがおいしいお酒を造り続けています。

私たちの「KOBE RUBBER PLAYS.」の入る御影商店街の名前も「旨水館(しすいかん)」と言います。

その他にも徒歩15分圏内に、サッカーファン、羽生結弦ファンの聖地で有名な「羽弦羽神社」があったり、映画「火垂るの墓」にも登場した御影公会堂など見どころがたくさんあります。御影公会堂には開館当時から90年以上営業している食堂があり、昭和レトロに包まれていただくオムライスが絶品です。御影の町を散策してほっと一息つきたいときには是非立ち寄ってみてくださいね。

さて、OPENの日も少しずつ近づいてきてスタッフ一同ドタバタとし始めておりますが、そんな様子も以降お伝えしてまいりたいと思いますので、次回のコラムも楽しみにお待ちください。