COLUMN

ゴムの製造現場 ~いよいよ完成へ~

2021/11/12

こんにちは!buntaro®です。

神戸っ子・浪速っ子に引き続き、今回のコラムは私 大阪生まれ・神戸育ち自称大人女子がお届けします。

 

すっかり寒くなってきました。いよいよ冬のはじまり、といった感じですね。

風邪などひかないよう、みなさんあったかくしてお過ごしくださいね☺

 

さて、今回はゴムの製造現場 最終章!

前回のコラムで「おやすみなさい…」と寝てしまったゴムたちが、そろそろ起きてくる時間です。

起きてきたゴムたちは、いよいよスライス加工されていきます!

 

ところで、スライスって何するの…?と思われたかもしれないので、ここでご紹介します。

スライス前のゴムの表面は平らではなく、でこぼこした状態になっています。

なので出荷する前に、表面を平らにした後、お客様の要望の厚さにしていきます。この工程がスライスです。

 

 

これが、ゴムをスライスする機械です!すごく大きいですね!

 

 

 

 

そして奥に見える銀色の刃で、ゴムを要望の厚さにしていきます。

 

 

 

機械の左右の青い扉を開けると、ゴムをきれいにスライスするため、右側で刃を研ぎ、左側でシリコンを流す機械が搭載されています。

シリコンを流すのは、ゴムの種類によっては柔らかく刃にくっついてしまうものがあるので、くっつかないようにするためだそうです。

 

 

 

 

そしてスライスする厚みや枚数を設定したあと、機械にゴムをセットして、いよいよスライス開始!

大きな音とともに機械が回転し、1枚ずつ順番にゴムをスライスしていきます。

 

 

 

 

いろいろ教えていただいた職人さんに、少しインタビューしてみました!

スライスの工程で一番難しいのは、スライス中のゴムがずれないように、写真に載っている銀色の送りロールを抑えて圧力をかけることだそう…

 

 

 

原材料など考慮し、調整していて一枚一枚心を込めて作業されているんですね☺

ちなみに多い時で、一日何百枚もスライスするそうです!

 

 

きちんと厚みをチェックして…

 

 

 

じゃーん!完成です!

 

 

 

 

 

そして出来上がったゴムたちは、そのまま一枚の板で出荷するものもあれば、裁断するものもあります。

ここからbuntaro®のWarajiやZouriができていくんですね!

 

いかがでしたか?3回にわたってゴムの製造現場をお届けしました。

これからももっとゴムのことをお伝えしていきますね!お楽しみに☺